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EyeSee (w)片山 健東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 稲葉研究室修士1年
Eye Seeは、眼のようなかたちのカメラであり、その映像から人の顔を認識して動くロボットでもある。
人は他の「眼」に対して視線を感じるが、人工的な「眼」との間にもそのコミュニケーションが成立するのかを試す作品である。
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えくす手小川 奈美東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 廣瀬谷川研究室修士1年
生まれ持った身体の制約を超えるため、 人間は“身体のための機械”を発明し、人間の能力を拡張してきた。
機械の能力を拡張するために、 “機械のための身体”を人間が手に入れる未来、
あなたの身体は、どこまであなたのものでいられますか?
両手を箱の中に差し込み、じっくりと確かめてみてください。
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不安定な自我野元 彰東京大学大学院 情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 廣瀬谷川研究室修士1年
「不安定な自我」は物体の影を変化させ幻想的な影の世界を作り出す作品。
特殊な光源を用いることで、照らし出された物体の影がゆらゆらと揺れ動きます。
ほら、あなたの影も・・・
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指紋のレコード池田 昂平東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 苗村研究室修士1年
指先をじっと見つめると、そこに広がる微細な模様はレコード盤に刻まれた溝のパターンに見えてくる。本作品では鑑賞者がレコードプレイヤーの決められた位置に指先で触れると、その指先の指紋に応じた音を再生する。
現在、指紋は生体認証等の個人識別で使用される事が多いが、自身の身体を通じて生成される固有の音を聞く事で無機質な指先に愛着を持つとともに、新たな視点で肉体を見つめる機会を提案する。
微細な溝が刻まれた身体の一部を音の記録媒体として解釈する事で、「新たな身体イメージの獲得」を軸に身体の新たな使い道を拡張する。
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Sight伏見 遼平、和家 尚希、
鈴木 良平、宗像 悠里東京大学大学院 学際情報学府 修士1年東京大学大学院 情報理工学研究科 修士2年東京大学大学院 学際情報学府 修士2年多摩美術大学 情報デザイン学科 学士4年Sightはカメラでとらえた映像を音に変換し聴くことができる装置です. この装置を使ってヒトの知覚の適応能力を検証する試みを行っています.
コウモリやイルカは音響で空間情報を知覚する=音で「見る」ことができると言われていますが, ヒトも耳を使って「見る」ことができるようになるのでしょうか.
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ITAZURA BOYa岩崎 翔東京大学大学院 情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 廣瀬谷川研究室修士1年
イタズラのこころ。それは誰もがかつては持っていて、大人になるにつれて忘れていってしまう。あなたの中に眠る「イタズラぼうや」がひょっこり顔を出してしまう、そんな作品です。
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STAND UP COMPLEX小島 邦生東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 稲葉研究室博士1年
あらゆる機械が眼根を巡らせ
種々雑多な日々の業務を
卒なくこなしたとしても
"ヒューマノイドロボット"が
自立歩行できる"拡張身体"になる程には
自動化されていない時代・・・ -
モペットちゃんのおはなし
〜 Sight Hacking Picture Book大澤 壮平東京大学大学院 情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 廣瀬谷川研究室修士1年これはピーターラビットの仲間,おてんば子猫のモペットちゃんのお話.
あなたは,そんなモペットちゃんに乗り移って物語を体感することになります.
デジタル技術が織りなす新しい絵本の世界を体験してみませんか?
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Pseudo-X對馬 樹東京大学大学院 学際情報学府文化・人間情報学コース 馬場研究室修士1年
1本の磁気テープの様々な位置を複数の再生ユニットが同時に読み込み、再生する。
それぞれが再生するものは元の音楽データそのものだが、総体としての音響に元の音楽を聴きとることはできない。事実のみで嘘を構成する、誤読を強要する再生装置。
客観的事実はこうして主観的事実に歪められるのだろう。
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ある声について伏見 遼平、三輪 桃子東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 廣瀬谷川研究室 修士1年東京大学大学院 学際情報学府文化・人間情報学コース 石田研究室 修士1年
「作者」にまつわる4作品を解説する, ちょっとふしぎな音声ガイドです.
体験時間:
毎日 11:30-12:30 / 14:00-15:00 / 16:00-17:00 -
終わりスナップ浅井 一輝、金子 和正、松原 史奈東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 小川研究室 修士1年東京大学大学院 工学系研究科電気系工学専攻 小林研究室 修士1年東京大学大学院 学際情報学府文化・人間情報学コース 水越研究室 修士1年
証明写真に写った自分が自分でないかのように感じることがあります。
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見られシューティング2榊原 佑太東京大学大学院 情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 廣瀬谷川研究室修士1年
シューティングゲームをしてみませんか。
これは、ただのシューティングゲームではありません。離れたところから自分自身を見ながら操作します。
この不思議な感覚の中であなたは見事クリアできるでしょうか。 パワーアップした改良版。
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絶句松原 史奈東京大学大学院 学際情報学府文化・人間情報学コース 水越研究室修士1年
これはあなたが見ていない時にだけ再生されるテレビです。
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Eye opening松原 史奈、浅井 一輝、金子 和正東京大学大学院 学際情報学府文化・人間情報学コース 水越研究室 修士1年東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 小川研究室 修士1年東京大学大学院 工学系研究科電気系工学専攻 小林研究室 修士1年
普段意識することのないまばたきを利用し、ものを見る作品です。
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三毒篠田 ミル、日下部 佑理、中山 桃歌東京大学大学院 学際情報学府文化・人間情報学コース 吉見研究室 修士1年東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 山中研究室 修士1年東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 山中研究室 修士1年
古来より、懺悔の空間は宗教者と市井の人のコミュニケーションの場として存在してきました。薄明かりの灯る密室、聖職者と民を隔てる仕切り、耳打ちをするかのようなぼそぼそとした声。
本作品は、現代において懺悔の空間とそこにおけるコミュニケーションを再構成する試みです。
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生き-モノ中山 桃歌東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 山中研究室修士1年
モノが生きモノに変わる瞬間。 モノが単調に並んでいれば、それはキゴウであり、 モノが規則正しく動いていれば、それはキカイだ。 だがモノには、モノとわかっていながらも、 生きモノに見えてしまう、そんな動きの可能性がある。
モノが生きモノに変わる瞬間、 ひとはなにを感じるのだろうか。 その驚きは心を動かすだろうか。
今回モノの動きとして選んだのはいも虫の動きだ。 たくさんの箱の動きが集まることで、 ひとつの大きな生きモノが進んでいるように見える。
この無機質な黒い箱がひとつの生きモノに拡張する瞬間を、感じてほしい。
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ボールを無くしたキャッチボール村田 遥人東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 河口研究室修士1年
ボールを無くしたキャッチボール。
人が受け取る9割の情報は視覚によるもの。
キャッチボールにおいて人が受け取る9割の情報はボールによるもの。
その9割をとると何が残るか気になったのでとってみました。
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たわしエクステンション武藤 将生東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 河口研究室修士1年
たわしはどこまでたわしでいられるのだろう
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Cookpack金子 和正堀田 高大、松井 克文、
小暮 史人、川崎 美波東京大学大学院 工学系研究科電気系工学専攻 小林研究室修士1年内側の温度を自由にコントロールできる袋は私たちの生活をどう変えてくれるだろうか。
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beyooooonD梶田 創山本 紘暉、小泉 直也、 苗村 健東京大学大学院 情報理工学系研究科電子情報学専攻 苗村研究室修士1年
目の前にCGキャラクターがびよ~んと飛び出てきます。
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SARUTOBI堀 智貴、白田 充東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 大石研究室 修士1年東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 馬場研究室 修士1年
指で織り成す新しいゲームをお楽しみください。
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コトダマボウリング白田 充、竹内 邦宇東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 馬場研究室 修士1年東京大学大学院 学際情報学府先端表現情報学コース 馬場研究室 修士1年
あなたの叫んだ声は「言球(コトダマ)」となって転がっていきます。
レーンの先のピンに書かれている言葉は1文字が抜けていて、抜けているところに言球の文字を当てはめ、言葉ができると倒れます。
すべてのピンを同時に倒せる言球を見つけましょう。