柳瀬 一貴
- 東京大学大学院 学際情報学府
- 東京大学 第11回 制作展 プロデューサー
佐藤 宏樹
- 東京大学大学院 学際情報学府
- 東京大学 第11回 制作展 プロデューサー
鷺坂 隆志
- 東京大学大学院 学際情報学府
- ユカイ工学 LLC 技師長
- 東京大学 第11回 制作展 アートディレクター
荒川 忠一
- 東京大学大学院 学際情報学府 教授
- 東京大学大学院 工学系研究科 教授
- 制作展担当教員
石田 英敬
- 東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 教授(学環長・学府長)
- 東京大学大学院 総合文化研究科 言語情報科学専攻 教授
教授(学環長・学府長)
東京大学大学院 総合文化研究科
言語情報科学専攻 教授
さまざまな技術を学び、システムをつくり、表現をおこなう。
「東京大学制作展」を東京大学大学院 情報学環・学際情報学府の学生たちがはじめて10回以上を数える。
みないろいろな「表現」に挑んでいる。「技術」を学ぶ悦びがある。
「アート」を名乗るにはまだまだ足らないものが多いかもしれないが、新しい「感覚」や「センス」や「驚き」の経験がそこにはある。
その「若さ」を大切にしてほしい。
そして、その「感覚」を「問い」に結びつけて、さらに「思考」へと練り上げていく道筋を探りはじめてもらいたい。
電子テクノロジーを使った表現は現在「芸術の幼年期」にあると私は考えている。
そのカオスから次第に秩序が生み出され、新しい「クリエーション」と「クリティーク」の地平がやがて立ち上がる。
そんな予感がある。
だから、東京大学の若い学生たちには、テクノロジーを学び深めるとともに、多くの芸術作品に触れ本格的な書を読んで教養を高めて、やがては真の「芸術の問い」へと歩み入ってもらいたい。